地域と大学生がまちの未来をともにつくる

 

地域と大学生がまちの未来をともにつくる

 

大学生の加賀市での活動

ヤギミルク石鹸づくりと地域循環「搾乳から始まるトルネード」

4期生 | 慶應義塾大学大学院 | 山﨑隆正
4期生
 

プロジェクト概要

地域の問題を考えた時、その関心は”分かりやすさ”を帯びてしまう。そこで本プロジェクトでは「ヤギが増えすぎて餌代が高い」という小塩辻に暮らすヤギの抱える小さな問題を起点に彼らのミルクで石鹸を作りそれを他の価値と交換する。ヤギが経済的に自立していくという物語を実証しながら普段と違う地域の問題を考え、さらに地域を巻き込みながら新しい展開を見つけていきます。搾乳から地域に何が生まれるか?を実験的に思考していきます。


主催学生から


プロジェクト背景と経緯

「誰もが気にしない/知らない問題」を見つめることが僕のテーマです。その上で”地域”について考えてみようとプラスカガに参加しました。2019年の夏に訪れた小塩辻の宇谷さんとの会話の中で「ヤギが増えすぎたことによって冬場の餌代が嵩んでしまっている」という僕のテーマに近い加賀での命題を得ました。滞在中に”地域”で過ごす中で総湯カルチャーに出会い、ヤギと総湯で何かできないかを考えました。結果として”石鹸”に辿り着き、消費の場として総湯を想定しました。総湯に通う中で固形石鹸を使って湯上がりと同時に持って浴場を出ると、想像以上に石鹸がベタベタしていて生理的不快感を覚えたので”使い切りの石鹸”で尚且つ体格や使い方によって使い切れる大きさを選択できるようにできないか?を考え、適宜分割することのできる形状(板チョコレートから着想を得たデザイン)に落とし込みました。実際に総湯で使って見ると使用感として良かったのでこれは良いなと思いました。

僕の解釈として、人間や社会の問題を一度”ヤギ”という誰もがフラットに考えられる切り口に置き換えながら地域の生活文化に沿ったアウトプットが地域を巻き込みながらみんなで考える手法になっていくということです。湯は全てを取っ払って「おはなし」に参加できる気がしたのです。


プロジェクト実践

コロナ禍の中での実践になりますが、2020年度中にヤギのミルクをはじめとした加賀にゆかりのある素材を用いて石鹸を作り、それらを物々交換するイベント?を行う予定です。

米国サンフランシスコに所在するExploratoriumの展示『Give and Take Table』を参考にしながら物々交換を通して現れる加賀の物々交換の軌跡=石鹸と交換された「モノ」を最後に展示する企画を展開します。


地域の声

https://pluskaga.org/wp-content/s/original

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