地域と大学生がまちの未来をともにつくる

 

地域と大学生がまちの未来をともにつくる

 

大学生の加賀市での活動

総湯に持っていくのは「どうゆ〜カゴ???」

2期生 | 慶應義塾大学卒 | 伴野綾
2期生
 

プロジェクト概要

加賀で一番熱い場所、総湯。総湯とは北陸の温泉地にある共同浴場のことです。加賀の人たちにとって総湯が生活の一部であることに衝撃を受け、現地に来たからこそ見えるものに注目し、常連さんが総湯に持ってくるお風呂道具が入ったmyカゴを100個調査・記録しました。そして、お風呂道具をイラストにした展示イベント「どうゆ〜カゴ???展」を行いました。


主催学生から


プロジェクト背景と経緯

番台のおばちゃんたちと

私は加賀に来るまで総湯という言葉を知りませんでした。それまで見たことも聞いたこともなかった総湯が、当たり前に生活の一部になっていることに驚きました。また、総湯内でのおしゃべりや更衣室にある掲示板から、総湯が地域のコミュニケーションの場になっていることに強く興味を持ちました。もっと総湯のことを知りたいと思う中で、どうせ調べるなら総湯に通うおじいさんやおばあさんも知らないようなことを発見しようと、一人ひとりのお風呂道具の中身を見てみることにしました。

ありふれた日々の様子を観察して記録、研究する「考現学」という学問があります。考古学をもじって名付けられた考現学が対象とするのは、なんの変哲もない現在の様子です。消滅可能性都市と呼ばれまちが移り変わっていく中で、総湯文化も変わっていきます。カゴの中身を手がかりにどのように総湯を使っているのか、加賀の普段の姿を記録して残そうと思いました。


プロジェクト実践

番台のおばちゃんに協力してもらいながら、4日間かけ全部で101人100個分のカゴの中身を見せていただきました。中身を全て出して総湯にまつわるお話を聞きながら写真を撮り、その後イラストにしたものを総湯の待合室にて展示しました。また、イラストとインタビューからわかったことを図鑑としてまとめました。展示を見てくださった方からは、普段総湯について特別考えることはないからいい機会になったという声や、孫に図鑑を見せて普段行っている総湯の良さを伝えたという声をいただきました。地元の人にとって総湯について改めて考えるきっかけになったり、何気ない日常の様子を歴史の1ページとして記録したりすることができたのではないかと思います。


地域の声

https://pluskaga.org/wp-content/s/original

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